漁網の破砕にお困りのお客様必見!
このコラムでは、漁網の破砕が難しい理由について、一軸破砕機の観点から説明します。
漁網の破砕が難しい主な理由:
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繊維が強靭で弾力がある
- 漁網はポリエチレン(PE)やナイロンなどの高強度・高耐久性繊維で作られています。
- 引張強度が高く、引っ張ってもなかなか切れず、カッターや刃に絡みやすい。
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柔軟で絡まりやすい
- 固形物と違って、漁網は柔らかくて自在に形を変えるため、刃物に巻き付きやすいです。
- 特に一軸破砕機では、回転軸に繊維が絡まって詰まりやすいという問題が発生します。
- 漁網がローターに絡まり、負荷でエラーになってしまいます。
それはまさに漁網処理でよくあるトラブルです。
一軸破砕機でローターに漁網が巻き付く → モーター負荷が急上昇 → トルクリミットや過電流エラーで停止 という流れが典型的です。
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サイズや形状が不定形
- 漁網は一枚一枚の形が違い、かつかなり大きいため、供給が安定しづらい。
- 投入時に均一な破砕ができず、効率が落ちる。
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異物が混入していることが多い
- 海中で使用されていたため、砂、貝殻、金属フックなどの異物が混入していることが多いです。
- 一軸破砕機の刃を摩耗・破損させる原因になります。
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巻き付きによる機械トラブル
- 繊維がシャフトやカッターに絡まると、モーターへの負荷が上昇し、停止や故障につながります。
- 頻繁に清掃・保守が必要になり、運用コストがかさみます。

一軸破砕機で対処するには?

- 事前切断:漁網をある程度手作業や専用カッターで短く切断してから投入。
- 定量供給:コンベアなどで一度に大量に投入しない工夫。
- 巻き付き対策仕様の刃物:特殊形状の刃や、カッターの配置を工夫する。
WEIMA一軸破砕機なら、そんな手間をする必要なし!!!
理由は、WEIMA社一軸破砕機は、特許技術を多数所有しているためです。
- 高トルクでローターを回転させることが可能(ハイトルクドライブ)
- 特殊ローター技術(Fローター)
- かさ密度が低い材料も高吐出のデザイン(一軸破砕機スイングラム式)
